相場分析入門(ファンダメンタルズ&テクニカル分析とは)

FXを始めたばかりのときは、為替相場の分析の仕方が分からなくて悩む人も多いのではないでしょうか。

そこで、ここではFXをするにあたり基本的な為替相場の分析について解説していきたいと思います。

相場分析には、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2種類があります。

ファンダメンタルズ分析とは

ファンダメンタルズ分析とは、各国の金融政策や社会情勢、経済指標が為替相場に与える影響を分析することをいいます。

基本的に通貨の強弱は2つの通貨の金利差で決まることが多いので

  • FOMC
  • 各国の中銀の金融政策
  • 国債の金利変動

をチェックしましょう。

次に経済指標などの外的要因の良し悪しの確認をします。

例えば、

  • 雇用統計
  • ISM製造業景気指数、PMI(購買担当者景気指数)
  • 消費者物価指数

などでチェックしましょう。

外的要因の良し悪しといのは、米国雇用統計を例にすると次のようになります。

雇用統計の結果が予想値を上回る→良かった(ドルにプラスの要因)
雇用統計の結果が予想値を下回る→悪かった(ドルにマイナスの要因)

米国雇用統計と為替の関係の詳細記事はこちら

ただ、理論的には各国の金融政策や経済指標により為替は変動することになりますが、為替相場はもちろん専門家が打ち出す理論値を目指して動くわけではない!ということは肝に銘じておいてください。

特に、FXは信用取引なので、多くの参加者が入金した資金の何倍もの取引をすることになります。

そのためレバレッジをかけすぎている人は予期せぬ値動きで、下がると予想して売っていたのに逆方向に数%上がってしまうと、必要資金が不足すればやむなく上がった値段で強制的に損益確定の為に買わされてしまうようなことも起きます。(これを強制ロスカットといいます。)

こういったロスカットを巻き込んだ買い圧力が突如生まれたりし、理論値的には〇〇円とアナリストや専門家の予想が出ても、更にロスカットを巻き込んで容赦なく上昇していくこともあります。

ファンダメンタルズ分析は有効でないことも…

直近では2016年のトランプラリー(アメリカ大統領選)が良い例です。

あの時トランプさんが大統領になると下がると言われており、トランプさんの大統領就任が確定した直後大きな売りがあり一瞬下がりました。

しかし、その直後に逆に上がりました!

売った人たちのロスカット買いでさらにドル円は3えんほどあがった!

そこで今度こそ売りだ!

とまた大量に売った人がいた!

だがそこからまた3円上がる!そこでまた売った人たちのロスカットを巻き込み強制的に上がった!

さらに大統領就任のタイミングから6円上がった!

いよいよ売りだと思った人がまた売る!

だがさらに3円上がる!また売っていた人がロスカット買いを迫られ上がっていく!

結果ドル円は15円以上上昇!!こんなこともあります。

テクニカル分析とは

ファンダメンタルズ分析が、金利政策や経済指標、経済情勢を踏まえた分析をするのに対して、テクニカル分析は過去の値動きからトレンドやパターンを分析して、今後の為替の値動きを予想する手法をいいます。

テクニカル分析は、過去の値動きのパターンと似たような動きがあれば、今後も同じような値動きをするだろうという考え方がベースにあります。

相場分析においては、ファンダメンタルズ分析のように専門家が出した予想など全く当てにならない動きをするので、テクニカル分析により

  • 売っている人たちの決済買いしなくてはならない買いの潜在エネルギー
  • 買っている人たちの決済売りをしなくてはならない売りの潜在エネルギー

を考えながらチャートという値動きのグラフを見ながら戦略を立てていく必要があります。

テクニカル分析で覚えておきたいチャートの読み方などを今後skmsnow.comでは随時更新していきます。